10年〜生涯続けるというなら、今の段階で基本的な問題点(たいていはその人の悪癖)を取り除いておくか否かで、この先の伸びが違ってきます。
しかし、あと余命3か月しかないと知っていたら、直すべきところよりも、良い部分をひたすら褒めてあげればよかった、と後悔するのです。
とはいえ、本人すら余命がそれしかないとは知らなかった今回の場合、どうにもならないこととは思うのですが。
ご冥福をお祈りいたします。
私は絵で食べていきたい、と思って、自分の描きたい絵とともに商売絵の方向性(一般の人が求める絵)も模索してきましたが、この不況で絵は売れず、
再び自分にとって追い求めるべき絵はなにか、と振り返ってしまっては、スケッチ以外に絵筆が全く動かない日々を過ごしていますが、
人の短い命を目の当たりにして、人が世に残すに足る絵(芸)とは何か(そんなものがあるのか)つい考えてしまいます。